Заняткі 3 / 第3回勉強会の記録です(4月30日@筑波大学東京キャンパス)
更新が遅くなってしまいましたが、4月30日に、無事にベラルーシ語講座「Беларуская Гутарня かたりば・らずもーば」の第3回目の勉強会を行いました。全部で10名での勉強会となりました。参加して下さった皆さまありがとうございます(^^)
前回までに学んだ会話表現を一通り復習し、文字と発音の中でもベラルーシ語の発音に特徴的な絶対硬子音(зацвярдзелыя зычныя)、ヅェ音化(дзеканне)とツェ音化(цеканне)について学びました。また、会話表現として知り合いになる際の表現(名前の名乗り方と尋ね方など)についても学びました。
さらに、ちょうど正教のイースターの前日ということで、ベラルーシのイースター (Вялікдзень[ヴャリクジェーニ])についてのビデオを鑑賞しました。
鑑賞したのはベラルーシビデオセンターが2006年に作成した、フロドナ州のウリェズルィ村でのイースターの様子をドキュメンタリーで取材したもの。少し紹介しますね。
イースターのお祝い用に焼いたピローグ、玉ねぎの皮で色付けした卵、塩、パンなどを神父さんにお清めしてもらうためにバスケットに入れて行くところ。
біткі(ビトゥキ)と呼ばれる、卵をぶつけ合って殻の堅さを競うイースターの伝統的な遊びをする女の子。
ベラルーシのイースターにはвалачобніцтва(ヴァラチョーブニツトヴァ)と呼ばれる特有の行事があります。写真のようなвалачобнік(ヴァラチョーブニク)と呼ばれる担当の人たちが数人で村の中の家々をめぐり、歌を歌って一年の健康や幸福、田畑の豊作などを願います。
お祝いの歌を歌う様子。
年頃の娘さん、息子さんのいるお家ではさらに、早く幸せな結婚ができることを願ってさらにвалачобнікからの祝福を受けます。写真は歌を歌ってもらっている女の子。
ビデオは以下のリンクからも見ることができますので、よろしければご覧下さい。
第3回目参加のみなさま。おつき合いいただきありがとうございました。また来週お会いしましょう!Да сустрэчы!
☆本日の内容☆
・会話表現の復習
・ベラルーシ語の文字と発音
・知り合いになる際の表現
・ベラルーシのイースター(Вялікдзень)についてのビデオ鑑賞
次の勉強会は5月14日(土)18時半〜、筑波大学東京キャンパス433番教室です。今回からはいよいよ、早稲田大学大学院の柴田さんによるベラルーシ文学についてお話しが始まります!最初の回になる今週の土曜日は、ベラルーシ文学を代表する作家、ヤンカ・クパーラ、ヤクブ・コーラス、マクシム・バグダノヴィチについて紹介してくれるそうです。お楽しみに(^^)
次回から新しく参加の方も歓迎いたします。参加は無料です。関心のある方はお名前を明記の上、参加希望の連絡をbelmova.jp@gmail.comまで。
文責:清沢