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Слова дня / 今日のベラルーシ語 (2016.04.07)

今日の単語は парасон(パラソーン)。意味は「傘」です。

週末から見頃だった満開の桜に、今日は花散しの雨でしたね。朝から、傘を片手に出かけた人が多かったのではと思います。ベラルーシ語で傘を意味するпарасон(パラソーン)は、フランス語の parasol に由来します。日本語でも「パラソル」という外来語でおなじみなので、日本人には覚えやすいベラルーシ語のひとつと言えるでしょう。

さて、傘といえばミンスクには、鉄道の中央駅からほど近いミハイロフスキー広場に「傘をもつ少女」(Дзяўчына з парасонам)という有名な銅像があります。

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この銅像は、ウラジミル・ジュバナウ(Уладзімір Жбанаў)という彫刻家の作品で、1999年の5月末にミンスク・メトロのニャミーハ駅で起きたある悲惨な事故に捧げられたものです。

1999年5月末、ニャミーハ駅と隣接するスヴィスラチ川のほとりでコンサートイベントがあり、高校卒業をお祝いするたくさんの若者などで賑わっていました。しかしそこに突然の豪雨と落雷。イベントに集まった2000人を超える若者たちが一斉に雨を避けようとメトロの駅の入り口に押し寄せ、将棋倒しになって53人の死者が出たという大変悲惨な事故がおきたのだそうです。

犠牲者のほとんどが20歳以下の若者、53人のうち40人は女の子がだったそうです。この悲惨な事故に捧ぐ作品として2000年に設置されたのがこの「傘をもつ少女」の銅像です。

ミンスクは街中に様々な銅像を見ることができますが、この銅像はその中でもとりわけ悲しいストーリーを背負ったものかもしれません。裸足姿に、雨を防げない穴だらけの傘はどこか象徴的です。

2016.04.07の単語:「傘」парасон (パラソーン)

文責:清沢